牧書会は、長谷川牧風によって名古屋に設立されました。
戦後、誰にでもわかりやすい書として「近代詩文書」を提唱し書壇に大革命をおこした金子鴎亭に師事した牧風は、 師の遺志を受け継ぎ現代人の心に響く題材で清新で雄大な書をもって、多くの書道愛好家を魅了しました。
２０１０年牧風の死後、「牧書会」は息子長谷川鸞卿により継承されました。 牧風の遺志を受け継ぐだけでなく鴎亭の息子、金子卓義に師事した鸞卿は、牧風の書風に加え、 漢字を中心とした骨太で力強く美しい「書」を追求しました。
鸞卿は、日本の伝統文化を尊重しつつアートとしての書をも探求続けるとともに、現代の「ライフスタイルに添った書」、 「生活に生きた書」、「愉しむ書」をもめざしています。
現在牧書会は、この鸞卿によって名古屋・銀座等で教室を開催。 現在もっとも注目される書道会の一つとなっています。